昨今の世界的な環境意識の高まりと、限りある資源の有効活用と持続可能な資源循環の実現を目指している当社の経営方針により、2022年よりコマツ製バッテリー車への切り替えを行いました。

コマツ製フォークリフトは他社に先駆け2014年から2トン以下は全て電動(バッテリー車)となりました。当時は倉庫内などフラットな環境向けで車高も低かったため、段差がある当社の現場では使用が難しいという状況でしたが、その後改良されたため採用しました。

静粛性はもちろん、アクセルをふかす必要が無い、ワンペダルで加速減速停止ができるなど操作性も良く、バッテリーも急速充電可能と現場のスタッフからも大変好評です。

何より推進しているSDGsへの取り組みやCO2排出ゼロの実現に役立てることが出来ています。また重機に関しても他社製品からの切り替えを行った結果、燃費の向上(およそ5%の改善)を実現、積み込み時間の短縮など作業性も向上することができました。

今後、例えば5,000時間を超えた際に過酷な環境での使用に対する耐久性などを見極めていきたいと考えています。

メーカーとしてのコマツさんは、派手さはなくオーソドックスではありますが、さすが世界シェア2位だけあって安心して使える印象があります。またKomtrax(コムトラックス)で機械の稼働情報や警告情報を見て管理できることも大きなプラントを多数の機械で動かす上で非常に助かっています。

修理・メンテナンスが必要になった際も、営業さん、サービスさんがコミュニケーションを上手くとって当日や翌日には素早く対応してもらえるので、安心して運用することが出来ています。

自動車などの廃棄物は減っていく傾向にあり、将来的には廃棄物全体が減少していく中で、いかにリサイクルの効率化を図っていくかが問われてくると考えています。今後も信頼できるパートナーとして、また同じ西鉄グループの企業として、さまざまな提案やサポートに期待をしています。